時間的余裕があると、いろいろ自分を不安にさせることばかり考えてしまう。幸運なことにか、考えすぎて鬱になる前に心を無にすることの重要性を心得ているから、そんなに考え込むことはない上に、後藤さんとか松浦さんとか藤本さんとか、かなり心強い味方がいるので、十分生きていける。
にしてもだ、おそらく全ての根源は、麻酔科のもたらす、時間的な余裕と、今まで想定していた研修生活の時間的制約の多さ、その二者を論理的に結びつける作業が完成していないが為に、二者間の空間を揺らがざるを得ないでいることにあると思うのだ。