どういった選択が正解で、どういった選択が誤答だという価値判断はもはや荒唐無稽ですらあるのだが、求めているものは常に正答であってほしいという矛盾した心境。
昔からそうなのだが、趨勢が作り出す潮流にいかにして歯向かい、いかにして別の道を歩むかというところに意義を見出す性質らしく、今のこの状況で、そういう選択は果たしてどれなのか。少なくとも、「外に出て研修するのが普通でしょ、いろいろやらせてもらえるし」という一銭の金にもならない文句だけは、おそらく選ておきたいと思う。