隠す巧み

プライベートを聞かれたくない・明かしたくない人はいる。きっと、それを厭わない人がいるのと同じくらいに。自分が立ち入られたくない領域に他人が誤って入ってきそうになったとき、それをどうかわすかというのはその人の技量なのかもしれないが、相手に不快な思いをさせずにその領域から立ち去ってもらうことは、こちらが不快にならないためにも重要である。
となると、不快を作らないための技量はある程度のレベルまでは、人間関係において必須であり、個人の集団に対する親和性を測るいい指標になりはしないか。そういう意味において、『面接』はいい判断材料になりうると、思える。
続く。